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2008年06月の日記です

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▼2008年 6月 7日 (土)   -- No.[7]

「31歳の金沢の会社員だよ。ただまだ秘密にしといてね。」

今日の新聞、TVの発表前ゆえ口止めされていたが昨夜容疑者逮捕の情報をもらう
以外にあっけない捕り物だった

「飲食店経営の男性ひき逃げされるですか。飲食店じゃなくてホットトットクラブ経営と書いてもらえばいい宣伝になったのにワハハハハハ!!!」
他人事だと思いやがって好き勝手言われるは笑われるは
昨日も実況見分に供述調書と半日つぶされる
どんなに大変だったか分かるまい
でも確かに店の名前なら宣伝効果抜群だったのだろうが

とりあえずひと安心
なにが安心といっても金のことである
運び込まれた際のレントゲン代や診察費
腰と首と脚の痛みの面倒はどこから金が出るのか心配で心配で
とりあえず今日自分の掛けている自動車保険から電話を貰うがその心配もなくなる

何で逃げたんだ?
「けがが大したことがないと思い逃げた」と供述しているらしいが
ふざけるなである弁護士たててでも加害者と争ってやる
逃げることないじゃないか
保険も掛けてあろうし無免許でもなさそうだし飲酒運転でもあるまい
あの時一本110番に電話を入れておいてくれればこんな大きな事件にならなくて済んだのに
そんなことより私に嘘ついて逃げたことに腹が立つ

許さないからな










▼2008年 6月 6日 (金)   -- No.[6]

ひき逃げされる

人間生きていると色々な目に遭うものだが
まさか自分がひき逃げの被害に遭うと思ってもみなかった
詳しい時間場所等は今朝の朝刊に載っていたのが驚いた
やはりひき逃げ事件として警察も目撃者探しのため新聞発表したようだ

事の詳細は私が自転車で41号線を走っていたら脇道から出てきた自動車に接触
「どこ見てんだ!」
「すいません。」自動車から降りてきた男はサラリーマン風の30代前後の男性
「とりあえず警察か救急に電話してもらえないか。」と私
「分かりました。あの、とりあえず車動かしますので。」
白のワイシャツにネクタイを締め風体卑しからざる青年の言葉を信じ道を譲る
青年の乗った自動車が走り去る
この時点でもまさか逃げられたと思わず右足に痛みを感じつつ道路に座り込む私
しばらくして自分からも110番通報しようと思い電話をする
110番のおまわりさんと会話しているうち
「??????????これってひき逃げされたみたいですね。」
「どうやらそのようですね。救急の方からこちらから電話入れますので逃げた車両の特徴やナンバーを!」
はっとする
まさかこちらも逃げられると思ってみなかったので全てがうろ覚え
なんてこったい

それにしても逃げることないだろう
どうせ保険に入っていることだろうし今時このくらいの人身事故たかしれているのに
しかも捕りゃ間違いなく逮捕

逃げた犯人に告ぐこれを読んでいたら自ら警察に出頭しなさい!
読んじゃいないか






▼2008年 6月 5日 (木)   -- No.[5]

店を開けようと外へでたら見慣れた笑顔がむこうから

「今回もチケットのお願いにまいりました。」
三遊亭良楽さんだ
6月28日土曜2時からの独演会のチケットを売りにこの界隈を回っているらしい
「ここでもう4軒目ですよ!」まだ日の高いこの時間にもうご機嫌さん
偉いことですな自らの独演会のチケットを売り歩くために飲み屋を回れば
「今回のチケットです。よろしくお願いします。それでは次に向いますので!」という訳にはゆくまい
お付き合いでも一杯飲んでゆかねばなるまい

さて今回の独演会での良楽さんの噺が
『浜野矩随』
大ネタじゃないですか!大丈夫なんですか
いらぬ心配なのだが
確か円楽師匠の十八番じゃなかったですかね
さすが三遊亭!泣かせてもらおうじゃないですか

中央通りにも新しく北陸銀行の肝いりで寄席ができる
来月のこけら落としの目玉は立川志の輔
行きたいな
まだ日程だけで開演時間が未定
主催者側は夜から希望しているらしい
しかし中央通り側としては昼間の開演で終了後は街中で買い物や食事をと人の流れを狙っているらしいのだが
私としても土曜なら昼間がありがたいのだが
この遊びを知らぬ県民体質で商店街の思惑どうり人が動くかどうか

点から点への移動じゃなくて
演劇、コンサート、落語、講演
なんでもいいから終わったら家へ直接帰るんじゃなくて何処かに寄って楽しい話や感動を喋ってみてくださいな



▼2008年 6月 4日 (水)   -- No.[4]

フレンチに行ってくる

富山で老舗のあのフランス料理屋である
「高いぞ!」
「ああいったところは接待か、会社のお偉いさんか、どこかのお嬢さんの行くところだぞ。」
「ワインの値段見た瞬間びっくりするぞ。」
「まっ!一度行っとけば。ある意味勉強だよ。色々な意味でね。」
そうですかそうですかそこまで言われるんだったら自分の目でどれほどのものか見てきます
御輿も終わって自分への御苦労さん会もかねて
予約の電話で「一番高いコースでお願いします!」言ってみるが
「当日予約では無理です!」あっけなく断られる

一応フレンチですので自分の中でドレスコード
着慣れぬジャケットなど羽織って歩いていたら城址公園前で鳥に糞をひっかけられる
慣れぬ事はするなということか思わず笑ってしまう

平和通りの交差するお店の2階
夕暮れ時ですので結構交通量がある
そこで食前酒のシャンパンを飲んでいるとなんだかバンコクにいるような気分になる
おかしなものだフランスレストランにいるのに

このバター不足の昨今にパンにつけるバター大きく切り分けられ皿に鎮座
大丈夫なんだろうか?きっと残ったら使い回しされるんだろうな
つまらん考えがよぎる

料理の方は古色蒼然としたフレンチだが
魚料理にからめられた白エビのムースソースが美味い
メインの肉は鳩にする
これがまた肉が締まって美味い美味いワインがすすむ
赤のボトルがあっという間に空になる
チーズまできたところですでに酔っ払い
結局そうなるんだろうな
どこで飲んでもどこで食事しても同じ単なる酔っ払い
他にもう一組お客様がいたのだがこちらは上品に白と食事楽しまれているのに

さて会計は二人でコースを頼み
ハーフのシャンパンとワインが一本
結局足りずにグラスで数杯
合計4万と6千円
高いんだろうか?こんなものなんだろうか?
思ったよりやや安かった気がするが

結構満足して夜の街に向かう休日









▼2008年 6月 3日 (火)   -- No.[3]

「私の実家もこの近所です。残念なことに2年前燃えてしまいましたが・・・。」

今回初めて御輿の前に挨拶に立たれた石井県知事の言葉からなのだが
こういう風にあらためて御自身の口から言われると2年前のことだが
なんだかちょっと気の毒に感じた

もう2年か
6月1日はあの日も裸御輿を終え翌2日は後片付けに西町に
まだ新大和のオープンする前だから多分グランドパーキングでの撤収作業だったんじゃないか
そしてその終了後もう今は無き蒲団屋で我々裸御輿にいただいた「お華代」の計算
「何だよ!あの店、のれんの大きさの割にはケチでやんの。」
「ありがてー5千円だって。」
などと浄財をまとめながらあーでもないこーでもない
「来年はどうなるんだろう?」
「どうすりゃ参加者増えるんですかね?」といつもの他愛のない話を蒲団屋で
実はその2日後私はロンドンへ発つので内心それどこでなく
御輿が終われば脳内エンドルフィンは次はそちらに放出
「さてそれじゃ来年も!」互いの健闘を誓いあい解散したのだが

そして翌日
夕方「ポーン」という爆発音が店内からも聞こえた気がした
おびただしい消防のサイレンが響きまくる
近いところで火事が発生していることは分かるが
ここからだと火も煙も見えない
どこだろうな?と思ってはいたが
頭の中は明日からのイギリス行きで他人のことなんかかまっちゃいいられないというのが本心

朝刊を手にして愕然「西町で大火」
前日まで作業していたあの場所場所が灰塵になっていたのだ

なんだ御輿を終わるのを待ってくれたようなタイミングだったので
ショックなのはさることながら複雑な思いのまま富山を発った






▼2008年 6月 2日 (月)   -- No.[2]

戦い済んで日が暮れて

別に誰と争っているわけではないが
裸御輿が終わると気が抜ける

どうもこのご時世裸がうるさいのと色々な御批判をうけ
今年から日枝神社にあがる際は法被をはおっての参拝
「こんなもの着ていられるかよ!」
「軟弱なんだよ!」
「裸だから心意気なんだろ!」
さすが毎年参加のメンバーから批判非難の声が上がる
やはり大和前から担ぎ手が並んで日枝神社むかうときから沿道から
「なっ、何が起こったの?」
「キモイ!」
「裸の軍団だ!!」と驚嘆の声が上がるのを聞きながら向かうのが快感なのだが
別段このあたりから争ってもしかたがないことゆえ皆で従うが

巡行が始まればいつものごとし
人はどけるは、アーケード内にはみ出した看板、商品、自転車は蹴散らすは
おまけにひやひやものだが香具師達相手に店が邪魔だと怒鳴るは喧嘩になるは
毎年毎年よくもまあ本物のヤクザ者達を怒鳴りつけ大きなトラブルにならぬものだ
どんな偉い政治家だろうが有名スポーツ選手、そして祭りを仕切るヤクザ者より
この日の山王祭りでは我々裸御輿が一番偉いんじゃ!と参加者全員不思議な思い込みに包まれる
わしょい!わしょい!どきやがれ裸神輿のお通りだ!!

さて御輿が終わって皆で直会
御輿の後の酒はきく
ビールやワインもいいのだが御輿の後には冷酒に限る
瞬く間に酔っぱらいである

西町を夕暮れが包む
戦い済んで日が暮れてである
私を包むのは夕暮れだけでない
毎年この瞬間一抹のさみしさに包まれる

皆ありがとう!お疲れ様






▼2008年 6月 1日 (日)   -- No.[1]

「お前らのやっていることはおかしいんだよ!」

久しぶりに面と向かって言われて腹も立つが
浮かれている我々の事をこころよく思わぬ人たちがいる
「日枝神社の神様も入れぬ神輿がわが街を練り歩くとは何事か!!」
「神事としてイベントとして体をなしていないんだよ!!」
一番の彼らの言い分はそこから始まるのだが
他に色々とあるのだろうが

だから常日頃から言っているはず
我々『裸御輿』は御輿であって神輿にあらずと
最初っから日枝神社の神様は入っておりません
いわばエセ御輿なんです
総曲輪、西町、中央通りの神輿こそが本物だと言っているじゃないですか
いわば彼らの神輿が本家の長男ならば
我々は裸御輿は『妾の連れ子』
妾の連れ子ゆえ立場くらいわきまえております
だから神輿と御輿がぶつかる場合は我々裸御輿が道をゆずる

ただね妾の子でも言わせていただけるなら
「本家の長男がだらしがないから祭りがダメになってきたんでしょう!!」
富山中心商店街は今や過疎地域
もうこの何十年地元の人間だけでは神輿はあがらずアルバイト料を払って人を集めている
もちろん我々裸御輿とて同じ
地元の人間どころか全国からの応援で御輿を担ぐ
しかも酔狂な事に身銭を払っての参加
心意気が違うんですは!心意気が

などと今更彼らの批判、比較をしようというわけではありません
この街で街のものでもない余所者が日枝神社の神様も入れずに練り歩く
それをこころよく思わぬ人たちがいてしかるべき
逆にそれを言わぬ人がいなくなる方が問題なのだが

ただ我々の担いでいるのは神輿でも御輿でもない
「富山の元気」なのだ

百年続く祭り創る
そう言い続け5年
あと95年か
今年も担いでまいります











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