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2008年06月の日記です

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▼2008年 6月14日 (土)   -- No.[14]

『屈せず利用せず!』

警察の暴力団対策のPRだったか忘れたが
実はこれを心掛けている
基本的にヤクザ者が嫌いで交遊もないが
夜の商売ゆえこの手の輩とはどうしても対峙せねばならぬ事は出てくるのだが

「大変だったみたいだね?どや、揉めてんだろ。」
祭りの際に顔を合わせるヤクザ者から声をかけられる
彼とは知らぬ顔ではないので普段はどこかで会っても会釈程度は交わすが
山王祭りのとき以外は口も利かないし彼の所属の団体と役職以外名前も知らない
それなのにである何でこのやくざ者が私のひき逃げ被害の事を知っているんだ
しかも偉そうになんとかしてやるぐらいの口ぶりで近づいてくる

誰だ?こんな奴らに余計な事をしゃべったのは

あまりにもむかむか来て丁重にお断りと挨拶だけして料理もビールも手をつけず店を出る
こんな奴らに頼んで仮に話がうまくいっても翌年からの祭りのイニシアティブをとられても困る
これをかさに店に来られるのがもっと困る
こんな奴らにものを頼むぐらいなら保険会社や弁護士と真っ向から争った方がいい

実は確かに今回のひき逃げ事件では揉めてはいるのだ
犯人は来週火曜に罰金刑で釈放
余裕の社会復帰
間に立つ弁護士はこれがまたくわせ者
結局被害者の私は泣き寝入りという絵図らしい
こっちがちょっと強気で出ると
「それは恐喝にあたります!」と言われる始末
被害者ってなんだろう?
なぜそんなに加害者は保護されるんだろうか?
ひき逃げって卑劣な犯罪じゃなかったのか?
そんな事を許せば犯罪を犯しても逃げりゃいいということにならないのか?
法や正義は絵空事だったのか?

あまり無力で悔しくてある方に愚痴をこぼしてしたら昨日突然の電話
「うちの○○に口添えしてもらえば犯人の勾留期間が延ばせるかもしれませんが。」
なるほどそういう手があったのか
「他のことでしたら御批判を受けるかもしれませんが、今回は悪質かつ卑劣なひき逃げですから!」
目には目をではないが具体的には書けぬが大人の世界には色々な手口が存在するものだ

で、結局どうしたか?
丁寧にお断りの電話を入れました
ややこしい力を使うのが鬱陶しいのが本音だが
なんといっていいのだろうか
あまり正道ではない事はしたくないのだ

今回の件で色々力になってくださろうとの申し出はたくさんありました
皆さんの心意気や申し出には感謝してます!
でも不甲斐ない情けのない結果に終ろうとも一人で終わらせるつもりです

本当にありがとうございます!!














▼2008年 6月13日 (金)   -- No.[13]

恋人達の強い味方でありたい

ある夜のこと一組のカップルがご来店
なんでも男性の勤め先でウチの評判を聞き来てくださったらしい
ありがたいことだ
だからと言って何か特別なことがあるわけではなく
いつもどおりの接客でいつもどおり時間が過ぎてゆきます

時計の針が12:00を回ったところでおもむろに男性のほうが
「今日、彼女の誕生日なんです。」と言い出す
おいおいおいおい!そういう事はもっと早くに言っておいてくれ
そうすればもっと何かしてあげられたのにと思いながら
「お幾つになられたんですか?」
まだ年を聞いても失礼にあたらぬだろう若い彼女に尋ねると
「24歳になりました。」
「24歳!若いですね!」
「えー、もう若くないですよ!!」
おいおい、24で若くなきゃ私なんぞ原始人だぞ

ということは連れの男性の年齢もそんなに離れてはいまい
きっと彼女の事が大好きで、その大好きな彼女のお誕生日を精いっぱい祝ってあげたい
まだ若いからそんなにいい店も知らないんだろう
だから会社の同僚に色々聞いて回ってその中でウチも入れてもらったんだろうな
もちろん彼ぐらいの年齢なら給料だってたかが知れている
ある程度経験を積めばどうってこともなくなるが
ウチのようなお店幾らかかるか分かんなかっただろうに
もちろん彼女の前で恥をかきたくももない
そんなことより彼女の誕生日に喜んでもらいたい
きっと昼休みか夕方ATMでお金下ろしてきたんだろうな
なんだかあの年頃の男の子のこと
いや失礼、男性のやることが手に取るように分かる
そう思うとなんだかこの若い男性が急にいとおしく思えてきた

王子と姫との素敵な夜はこのジイにお任せください







▼2008年 6月12日 (木)   -- No.[12]

40勝12球団一番乗り!!!!!!

いやはや強いのなんの多分50年に一度あるかないかのな強さだよ
昨夜も西武に勝って40勝
こりゃ本当に8月中にリーグ優勝だな
大きく攻めるときはイケイケだし
ちょっとピンチな時にはコンパクトなチーム野球でコツコツと追い上げ逆転
相手チームとすりゃいやな相手だろうな

防御率も岩田が1.73、下柳が2.55
規定登板数以下の藤川0.91、ジェフ1.26
悪い悪いといわれる久保田ですら2.54
打つ方は金本、新井、赤星、鳥谷が3割
あの鳥谷ですら3割だったのが驚く
あの弱い頃の阪神だったたら余裕で4番だったろうに
先発と抑えが完璧でしかも3割バッターがチームに4人
こりゃ勝しかないだろう

「サロンとドンぺりが4万以下で。もちろん送料無料です。もう1枚ご予算みてもらえれば、すごいセットでお届出来るんですけど!」
都内の酒屋から悪魔のようなメールが
思わず返事してしまうところだったが寸前でやめる
6月に入ってお店も暇ですし勝負に絶対はありませんから
いや、本当勝負に絶対はありません
最後の最後になってみるまでと、ここまで書いて
にやにや笑っている今日この頃

いやー野球って本当にいいもんですね!





▼2008年 6月11日 (水)   -- No.[11]

「奥さん!奥さんぐらいだったらね。人妻系のデリで働いて金稼ぎなよ!!」

実は加害者の奥さんにそこまで言ってやろうと思っていたが
結局会って話をし私が彼女に言ったことは
「弁護士立ててくださいこれが一番もめませんから。いざとなれば双方の弁護士で話し合えば最悪の選択は避けられるはずです。」
やはり3歳の子供がいると聞いた時から私の心の中に最悪の選択だけは避けたいとの思いが
「金曜日の夜に逮捕されて我々家族も気が動転しちゃって。弁護士まで気が回りませんでした。ありがとうございます。」
深々と頭を下げられた

早速被害者側の用意した弁護士に昨日面会
会うなり弁護士は加害者側が今回の件をいかに反省しているかなどをまくしたて
「何で逃げた?」たの問いに対しても
「仕事に対する焦りかららしいです。外資系は冷たいですから。」
若造弁護士のもっともな会話を聞きこんなもんだろうと思う
もし話がこじれた場合こちら側も弁護士を立てることと、一応当方の要求は言っておく

「ただ3歳の子供がいるんだろう。会社の方は何とかしてやれないのかね?」
私が心配する事じゃないが思わず弁護士に伝える
「無理ですね!いくら示談がうまくいったとこで間違いなく判決が出た時点で馘首でしょうね。とくに外資はそのあたりシビアですから。」
「被害者がいいって言っても無理なのか?」
「無理でしょうね!」

なんでこんな事を私が心配しなきゃならんのか!!

どうも3歳の子供がいると聞かされた時点から彼の起こした罪に対して弱気になっている
もちろん向こうが1000%悪い
追い込もうと思えばいくらでも相手を追い込めるポジションにいるはずなのに
土俵に上がった時点でもう弱気になっている自分がいる
3歳の子を持つ父親を仮に交通刑務所であっても入れていいものなんだろうか?
これ以上彼ら家族を追い込んでどうなるんだろうか?

弁護士という仕事がなにゆえこの世に存在するのか少し分かってきた
いったん怒りで振り上げた握り拳をどこかの鞘に納得出来るかたちで納めさせる
これが仕事なんだろう
餅は餅屋プロに任せてみようと思う

弁護士との話し合いの後は
再度警察との供述調書の確認多分容疑者側の証言とすり合わせだろう
そして容疑者への面通しマジックミラーの後ろで刑事との取り調べ中
「この男だったでしょう?」
そう尋ねられるが事故当時ネクタイ姿だったものでラフなポロシャツ姿のの容疑者は
あの日と別人に見える

「何で逃げたんだよ!バカなことしやがって!!」
マジックミラー越しにつぶやく






▼2008年 6月10日 (火)   -- No.[10]

負債66億 債権者300社

新聞休刊日明けの火曜日はとんでもないニュースが一面を
秋葉原の電波系はさておき
ここ富山ではゼネコンの大型倒産
富山大橋の橋脚工事を請け負ったりで派手さはないが結構優良ゼネコンだと思っていたのに

実はこの会社の先々代の社長が私と同じ大学の出身
いわば私の大先輩にあたる方で何度かお会いしている
いまでも富山県のOB会の窓口はここのはず
だからちょっと気の毒になるが

ただニュースを見て笑ってしまうことが一つ
この件の債権者会議が今月20日駅北口に建つ施設で行われるのだ
この施設いまや経営が立ちいかなくなり労働組合のお情けで青色吐息で営業している例の
それの何が可笑しかったのか?

この施設実はもうお亡くなりになって久しい
革新系の富山市長の肝いりで建てられたものだ
今の社民党幹事長の親分・兄貴分にあたる元の富山市長
その元市長さんも今回倒産したゼネコンの前の社長と同じ大学の卒業生
あの施設が建てたのも建て後の出入りの業者もほぼ同じ大学のOB企業で占められていた
さしづめ今あれと同じ様な建物が建てられたとしたらバー部門は私に声がかかっていたはずだ

でもね当の市長さんがお亡くなりになってもう大分時間が経っているにも関わらず
いまだにこんなつながりが残っていたとは

大学OBの結束力についてはまた書く






▼2008年 6月 9日 (月)   -- No.[9]

加害者の家族と面会する

「生まれも育ちも西念だけど聞いたことがない名前だよ。」
生粋の金沢っ子からそう言われ、確かに変わった名前だと思っていたのだが
やはり転勤族だった

加害者の奥さんはもちろんだが関西からお母さんまでが
最初はこちらも腹の中が煮え繰り返っていて
「絶対許さん!」
「交通刑務所に入ってもらうまで争うから!!」と一方的に言っていたのだが
色々と向こうの奥さんと話をしていくうちになんと加害者には3歳の子供がいることがわかる
なんだかそれを聞いたとたん戦力喪失というか気の毒になってきた
加害者は間違いなく今回の件で会社はクビになるだろう
まだ31歳という若さゆえ本人はなんとでもなるだろうが
子供がいるとなれば話が違う
今の住まいは追い出されるは免許取り消し、前科はつくは
この家族どうなるんだろう?
そう思い始めたら先方の母親もなんだか自分の母とだぶりもう気の毒を通り越す
なんだかこちらが加害者というか悪党になった気分だ

私はこの先どうすればいいのだろう?
なんでこんなことを私が悩んで落ち込まなきゃならんのだ!!!



▼2008年 6月 8日 (日)   -- No.[8]

「新聞読まれました?つきましては自転車を証拠品として預からせて頂きたいのですが。」

連日警察からの電話
今日はこれを、これにサインをと忙しい
一昨日なんか風呂にも入れず髭も剃らずに店にたつ
もう毎日てんやわんやのえらい損害だ
おまけにちょっと同じ姿勢でいると首は痛くなってくるは
いったいどうしてくれるんだ?
15日にワイン会を予定していたのだが、それどころでは無くなってしまった
しょうがないので29日に変更することにする
参加希望者の皆さんに今日から変更の連絡をしなければならない
もういったいどうなっちゃうんだ?

さてあっけない捕り物劇の話なんだが
どうしてこうも簡単に容疑者が割り出せたのか?
「ナンバー1608。色はグレー。車種はレクサスのIS。セダンだったのは間違いないのですが。」
警察にこう証言した
「ナンバーの4桁だけでは日本に何千台もありますし、ましてや県外ナンバーだったりしたら特定にすごく時間がかかるんですよ。」
私の証言に応対した婦警の言葉にちょっと落ち込む
ましてや一瞬の事ゆえ全てがうろ覚え
時間が経つごとにさらに自分の記憶に自信が持てなくなってくる
「しょうがないですよ!まさか相手が逃げると思っちゃいなかったでしょうし。」
慰められるほど情けなくなる
道端にひき逃げや接触事故の目撃情報を求める立て看板をたまに見かけるが
なにゆえああいったもので情報を集めているのか理解できた
やはりこの手の事件は人の記憶の曖昧さなどで解決が遅れるのだ

それなのに今回なぜにこんな短時間で容疑者が割り出せたのか?
「ほかに何か覚えていらっしゃいませんかね?たとえば他に目撃者がいたとか。」
そう言われて思い出す
「そういえば逃げた自動車の後ろからタクシーが走っていきました。」
これまたうろ覚えだがタクシー会社の名前を告げるがこんな事がいったい何の役に立つのか?

ところがである!ところがである!!
やはり悪い事は出来ないように出来ている
警察からそのタクシー会社に連絡がいき
すぐさま無線で走行中の車両に連絡が
そしてその中の運転手さんが「金沢」ナンバーと覚えてくれていたのだ
運転手さんとすれば夕方の忙しくなり始める時間に道をふさぐ自動車はいるは
しかもそれが最近できた金沢ナンバーだったのが印象に残っていたらしいのだ
私の証言と運転手さんの目撃情報で、あっという間に容疑者車両が全国で2台に絞られたのだ
やはり悪い事は出来ないようになっているんだ

ただ私の証言で間違っていたところは「レクサスIS」ではなく本当は「スカイライン」だったのだが









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