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2008年06月の日記です

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▼2008年 6月30日 (月)   -- No.[30]

昨夜は当店のワイン会

酒屋もなにをとち狂ったのか全部で30本
チーズもシェーブルが5種類とコンテとデザート系の全7種類
白が24本と赤が6本だったけ参加者も20名
さすがにこの時期あれだけの人数がウチの店でひしめくとエアコンをかけても蒸し暑い
大盛況だったのですが
結論から言いますと結局なにがなんだか分かりませんでした
泡ものも最初2,3種飲み比べてゆくうちどれがどれやら
白もビオ臭のするものはなんだかインパクトがあったのだが
さすがに最後にはこれもどれがどれやら
会そのもの自体は非常に楽しかったのだが
まっ、いつもどうりの飲み会だった

ただちょっとショックだったのはシェーブルチーズがあまったこと
これだけの人数だし取り合い奪い合いになっても困ると思っていたのだが
売れてゆくのそれ以外のチーズ
今一番おいしい時期なんだけどな
おまりお金の事は言いたかないがお値段だって結構はる
今回もこのワイン会のためにチーズを取り寄せ請求書を見て卒倒しそうになったのだが
やっぱり日本じゃシェーブル人気ないのかな
やはりあの独特の獣臭の様な後味はダメなのかも
だけど今回のように冷えたスパークリングと合わせるとうまいんだけどな
とここまで書いてジャムと蜂蜜をだすのを忘れていた
ジャムとシェーブル合わせるとこれがいいんだが

今年の反省をふまえ来年またこの企画やろう



▼2008年 6月29日 (日)   -- No.[29]

落語で号泣である

三遊亭良楽『楽らく落語会』へ行ってくる
「私ら単なる着物を着たニートですから!」
11月に二つ目に昇進予定の前座の橘也のまくらが笑わせる
頑張ってくださいな厳しい世界でしょうが
落語家にバーテンダーどちらも同じヤクザ稼業
どこぞの寄席で出会う事が会ったら必ず寄らせてもらいます

さて大取り三遊亭良楽師匠は『浜野矩随』

よかったー!

号泣である
ずるいよ良楽さん!落語ってものは腹を抱えて笑わせる芸じゃなかったんですか
それなのにそれなのに会場いたるところからすすり泣き
もっとも身近な噺家でお客様
失礼な言い方だが正直今までお義理で買っていたチケットである
まさに今回の『浜野矩随』にでてくる若狭屋みたいのもんだ
それがとうとうあの良楽さんが観音様をお彫りなった
おっといけねい!
今回の噺に引っ張られ文章まで落語口調になっちまう

「人って言うのはね人まねしてる時にゃまだまだなんだよ!それを超えたところに・・・・。」
まさにその通りだよな教えられたな

泣いて笑って
落語っていうもんはいいもんだ!!




▼2008年 6月28日 (土)   -- No.[28]

弁護士を通じ加害者からの手紙が

今頃になって私をひいて逃げた者から手紙が来た
示談書を取り交わす前に相手側の奥さんからも謝罪の手紙が来ていたし
もう刑事事件としての分は示談のハンコを押しているので内心もういいやと思っていたのだが

手紙の中には私への謝罪がまず
なぜ逃げたのか?ということに対して
仕事へのプレッシャーや事故により家族へ累が及ぶのでないかとの心配など書かれていた
それを読み進めるとなんだかサラリーマンの悲哀みたいなものを感じ同情の念も湧かぬ訳ではない
ただある一文を読みまた怒りが
「怒鳴られた事で冷静な判断が出来ずその場を立ち去ったのです。自分は非常に弱いい人間です。」

いつ?私がオマエを怒鳴った!

そりゃ前も見ずに自動車で突っ込んで来た事を多少なじったというか責めたかもしれん
しかしそれよりあの時すぐさま警察に連絡するようにちゃんと言ったはず
極端に大声をあげたり脅迫するような発言は一切なかったはずだ
この件も実は具体的に書けぬが
「犯行時何で逃げたのか?」の警察の取り調べにも
「被害者の男性に怒鳴られて怖くなって逃げた。」と供述したらしい
そりゃ逆だろ
雨の中で自動車にはねられ不安なまま病院に搬送された私の方がよっぽど怖かった
人をはねて怖くなったというのならそれも分かるが
31歳の男が被害者にちょっと怒鳴られたぐらいで何が「怖くなって逃げました。」だ!
女房も子供もいる父親の発言とは思えぬ

だんだんまた腹が立ってきた


▼2008年 6月27日 (金)   -- No.[27]

ザ・マッカラン・グランレゼルバ18年が昨夜で終了

「注文のあるなしは関係ないんだよ。品揃えも多くなくていいんだよ!一本でいいんだよ一本で。価格・品質でこれなら負けないというウイスキーが一本あることが店の格になるんだよ!」
今の店をオープンする前ある方に言われた言葉である
その言葉にうなずき私の選んだ一本がマッカラン・グランレゼルバ18年だったのだ

6年前しがない食い詰め者の私が金沢の某バーでなけなしの金で飲んだ一杯
ワンショット幾らだったんだろう?決して安くはなかったはず
その一杯を口にした時、世にこんな美味いウイスキーがあるかと思った
そしてその時自分の店をだしたら負けない一本はこれにしようと決めたのがこれだった

店のオープン以来バックバーの中央の上に鎮座
いつの間にやら店の飾りというか不動在庫になっていた
そういえばこれを納めていた木箱を店の前にディスプレーとして置いといたのだが
気づけば盗まれていた

世にもっと高いウイスキー存在するのだが当店の中では高価な部類
いつになったら無くなるんだろう?とよく考えていたのだが
とうとうついに
ラストをご注文いただいたお客様は部下方の昇進祝いの一杯として
なんだかこんな形で最後の注文を受けることが出来てこいつもウイスキーとして幸せだったんじゃないか

店が終わりボトルの中に残った数滴をグラスに垂らす
口にすれば甘く重厚な味わいが広がる

「お疲れさん!」
空のボトルにつぶやく



▼2008年 6月26日 (木)   -- No.[26]

「年齢の割には脳が小さいね!」

ずけずけものを言う医者である
「脳みそが小さいいんですか、だから馬鹿なんですかね?」
「いやいや脳の大小で馬鹿か利口か決まるわけじゃなく様は質だよ質。」
それだったら余計な事を言うんじゃないよと思うが
酒を飲みすぎると脳が委縮するといのは本当のようだ

脳神経外科病院へ行ってくる
事故後ちょっと頭が、時にぼうっとすることがあるので心配になり行ってきたのだが
MRIから始まりレントゲンに脳波の検査
半日がかりで結構大変なのだがどうせ保険屋の金である全部調べてもらう

自分の頭がい骨は以前歯の治療の際に見たことがあるが
輪切りにされた自分の脳みそを見るのは生まれて初めてである
ここを使っていつもいつもHなことや、いかがわしいことを考えているのか
ちょっと不思議

「アンタ神経質な性格なんだね!」
脳波を見ながらそんな事まで分かるのか?
「普通の人ならここでアルファー波が出るはずなんだがね。うん神経質だ、神経質!」
余計な事をそう何度も念おす様に言うんじゃないよと思うが
脳の波形を見て人の性格まで分かるのは驚きだが
そんな神経質な方ではないと思っているのだが
「大丈夫!脳には異常ないね。」
それを聞いてひと安心

ただ検温の結果、風邪をひいていることが判明した



▼2008年 6月25日 (水)   -- No.[25]

「大変でしたね!実は僕もひき逃げされたことがあるんですよ。」

あの事件以来プチ有名人である
こんな事は宇宙から飛来する隕石に頭を直撃するかの確率だと思っていたのだが
新聞を読むと連日のごとくひき逃げ事件が発生していることに気づく
おまけに身の回りでも被害に遭っているものが結構いることが驚きだった
まるで山手線の車中で痴漢被害に遭ったことがある女性の確率ぐらい実は私も、私もと次々と
ようは昼間なら単なる交通事故で済むレベルの事が
飲食業は帰宅時間が深夜にあたるため飲酒によるひき逃げ被害に遭いやすいということだ
怖い事実だ

さてその後の経過だがどうも調子が悪い
お医者さんにその症状を訴えると「脳外科に行ってください!」と軽く言われる
事故時頭は打った記憶がないのだが
そんなことより脳外?
いったいそんな病院どこにあるんだ?
内科、皮膚科、整形外科は目つぶって石を投げても確実に当てる自信はあるが
脳外科なんてどこにあるんだ!と思っていたら身近に一人いた

3と3の倍数で馬鹿になるなら笑いも取れるが
1と1の倍数で馬鹿になってもシャレにならんのでとりあえず行ってみることに
本当は後頭部の手術の痕が調子が悪いので早くそっちの方も行きたいのだが
何件も病院をまわる時間の余裕もなく
おまけに日曜のワイン会の準備や人集めもしなきゃならんのに
もっとおまけに土曜のフランス語は宿題が出ている
てんやわんやの水曜日

もうどうしてくれるんだ!







▼2008年 6月24日 (火)   -- No.[24]

「先日『夢精』したんですけど。」

おいおいおいおいおいおい!!!!!
38歳の男性からすごい告白
38歳だよ38
なんで今更『夢精』なんだよ
中学男子でもあるまいに
39歳男性一晩でオナニー7回といい最近当店のカウンターでの聞き耳は一体どうなっちゃったんだ?

「妻がねオンナから母になったとたん急に萎えちゃって。」
この男性は奥さんの妊娠、出産を機に御夫婦の営みがレスに
悲しい話ではあるがここまではよく耳にする話
「それと同時に急にその手の欲望がなくなっちゃって。」

そこはおかしいだろう!

奥さんの妊娠中他の女性に走ったり風俗に走ったり
しょせん猿の脳みそと、これまた同レベルの下半身しか持ちあわせぬ男の性行動
ほめられた話ではないが、そういった話なら耳にタコが出来るくらいよく聞くが
それにしてもまだ38歳で性欲が失せるのかよ

「妻の妊娠・出産期間を含め2年近く何にもしなかったんだよ。もちろん自分でもさ。」
内心ここまで聞いて病院にでも行けばと思っていたら
「そしたらさ、この前札幌に出張に行っただろ。ホテルで朝目覚めたら夢精してたんだよ。」
どうなってるんだよ
39歳でオナニー7回の話も異常だと思っちゃいたが
ある意味それ以上に凄い話である

神様はいったいどういう基準で男性の体をおつくりになったんだろう?

足して2で割るという発想はなかったのだろうか?












▼2008年 6月23日 (月)   -- No.[23]

なんだか納得いかん

プロ野球交流戦は終わってみたらホークスが15勝9敗で優勝
タイガースと同率なのにである
昨年の交流戦順位が上であるためらしいが
せめて優勝賞金の5000万円ぐらいは半分で分けようぜ

まっ、今シーズンはこのままリーグ優勝そして日本一はほぼ間違いないのでよしとするが
どうにもこうにも納得がいかん

ヴィクトリーロードまでまだまだと思っていたが6月だってもうすぐ終わる
もちろんオールスターもまだだし高校野球も始ってはいない
油断と慢心は禁物なのだが
早ければ8月後半にはリーグ優勝が決まるかもしれん
今年の夏は忙しいぞ

「7月甲子園でのスワローズ戦、内野チケットが余っているんですけど!」
ちょっと今年は考えてもいいかな






▼2008年 6月22日 (日)   -- No.[22]

食器、厨房機器は本当に飽きません

高岡に用事があり土曜の昼下がり旧8号線をとろとろ自動車で
途中呉羽にある全国チェーンの厨房機器屋へ寄る
雑然と倉庫に並べられた新品・リサイクル商品を漫然と眺めて歩く
このお店がまだ金沢にしかなかった頃だが店のオープンに際して結構なお買いものした

そこかしこに「○○様売約済み」の張り紙が貼られた商品を見ると
「きっとこの人達、新しく店をオープンするんだろうな。」とか
「きっと今頃自分のお店の事で頭がいっぱいで楽しい毎日何だろうな。」とか
あの頃のワクワクと楽しかった気持ちを思い出す
その反面おびただしいリサイクル品を見るとその夢と同じだけダメになってゆく店もあるということだ
そんな商売の浮き沈みを並べられた商品を見ながら感じ
おかげ様でやってこれたことへの感謝を

今回の目的はリース契約が見事に通らなかったもので
手頃なコールドテーブルとワインセラーを探すためだが
結局こんなのが欲しい!こんなものがある!と目移りばかり
来週29日のワイン会のためにチーズのカッティングボードを2枚
そして前から欲しかったワインディキャンティングを衝動買い
こんなはずじゃなかったのに

でも厨房機器屋って本当に見ていて楽しいよな
もう一軒だしてみようか!そんな気分になる
この手の商売とは関係のない人でも連れてくると喜ぶ
東京の合羽橋あたりが人気の観光スポットなのがよく分かる

そんな気分に浸れる素敵な店なのだ










▼2008年 6月21日 (土)   -- No.[21]

「ええええええーーーー7回ですって!たしか39歳でしたよね!」

前々から只者ではないとは思ってはいたがやはりそうだったのか
なんの回数か?
とある男性が一晩で自らの手で行う、ええっと何と言うのだろう手淫というか自慰行為
つまりオナニーの回数である
世の中にそんな野獣というか動物的な男が身近にいたとは

高校生の時だったか一晩に5回やった事を部活動中に告白して皆に笑われた記憶があるが
15,16の男子のやることである今なら微笑ましい笑い話なのだが
彼は39歳である39
ごくごく一般的な富山でお勤めのサラリーマンである
ある意味その溢れる力強さに尊敬の念を感じざる得ないが
やはりちょっとおかしいだろうに
39歳でそんなにしたら、もげちゃうんじゃないか?

以前つき合っていた彼女がいたとき彼女以外とは2年ぐらいしなかった時期がある
もちろんその手のこともである
うなずかれても困るのだが結構普段は無節操な下半身
ところが特定な方がいると我が行動隊長もわりとおとなしい

「肉欲」と言われるがどちらかというと精神的に満たされているとそれほどガツガツしない
男ゆえ浮気心などないはずはないがあまり他の女性に触手が伸びなくなる
意外とお利口さん的一穴原理主義者である

特定の女性がいたり結婚していてもまなしに他の女性に向かう方がいるが
男として彼らの行動は理解できぬ訳ではないし男の性としてしょうがないなとも思うのだが
「嘘だろ!」と嘘つきのそしりを受けても構わぬが決まった女性がいるとしよう
他の女性に視線は行くが行動隊長が活動を起こすことはまずない
行動隊長が縦横無尽に活動を行っている際は私に特定な女性がいない時だ

それにしても7回か
とんでもないことを聞かされあらぬ刺激をうけ
とんでないことをここで書いてしまった









▼2008年 6月20日 (金)   -- No.[20]

『MR』なんて素敵な響き!なんて素晴らしい仕事!!

「ネットで見たんですけど!」突然の電話が
「今ですね接待で○万石にいるんですけど、30分後くらいに10名入れますでしょうか?」
電話の向こうでは真剣な声で店の雰囲気と幾らぐらいの予算でいけるか?
そして何度も何度もこれは『接待』であること念押しされる

昨日から富山では外科系の学会が開かれているのは知っていた
もちろん医療学会は当店の最も得意とする客層で
「カードはOKですし領収証も思い通りにお切りします。悪いようにはしませんから!」
MRさん達には合言葉のようにいつも申し上げている

MRとは?
ミスターでもエンジンの駆動方式でも北陸放送のコールサインでもない
「Medical Representative」=「医薬情報担当者」の略である
文字にすると難しそうな仕事だがいわゆる薬屋さん
薬屋さんと言っても売薬や研究所で働いている人達ではない
お医者さんや薬剤師さん達をお相手にしている薬屋さん
我々一般ではあまり目にするお仕事ではないが
大きな病院の外へ行くとスーツ姿で携帯を持ち忙しそうに何人も方達が並んで電話している
「皆闘っているんだ。」そんな姿を見かけるとちょっと胸が熱くなる

さてそんな皆さん達に連れてこられる先生方というのが馬鹿に出来ないのだ
梅雨入りした6月ましてや暇な週の真ん中に思いがけない大勢のお客様
ありがたいことです

何度も何度でも言います
「悪いようにはいたしません!!」





▼2008年 6月19日 (木)   -- No.[19]

自慢じゃないが貯金・貯蓄といったものが全然ない

自慢することではないか
とても40半ばの男の経済状態でないのは分かってはいるが
あるのは借金だけ

まだ親がいるから安穏とかまえている
自分が先に死ねば迷惑のかからぬぐらいの保険には入っているが
これで親が死んだら相続税や固定資産税をどうやって支払うのか?
だからといって今更貯金というのも手遅れの感
どうすればいいのか?

「そうだ!野村に聞いてみよう〜♪トントン♪♪」のCMに誘われ証券会社へ
月々少しづつの積み立てで株を購入できる事を知りそれの申し込みへ
銀行とは違いざわついたところのないフロントに座ると少しお金持ちになった気分が
月々微々たる積立なのに
購入する株は飲食業として同じ酒類関係の会社を選ぶ
驚くくらいの株価をつけている会社
それゆえそこの株券が本当に自分のものになるのは何年も先の話だが
この会社は未来永劫続くであろうが私の方はどうなっているんだろう

さてその手続きが終わって大和へ買い物
水曜だが特招会があるため営業しているが周辺の商店街はお休み
他に欲しいものがあったのだが休みじゃしょうがない
なんだかもったいないよな大和には結構な人がいるのに
自分の店ではないし余計なことは言えないが
内心休んでんじゃなよ!というのが本心
どの様な形であれ集客を連動出来ないものなのか
昨日の朝刊でも総曲輪、西町は大和だけが売上を伸ばし他の商店街は減と報道されていたが
なんだか分かるよな

こんなところに新しく建てずに駅前に移転してくればよかったのに










▼2008年 6月18日 (水)   -- No.[18]

「えーっ証拠品でお預かりしておる自転車ですが至急取りに来てもらえませんでしょうかね!」

昨夕警察から電話
「木曜行以降じゃだめですかね?」
「いやー検察との絡みがあるものですぐにお願いしたいんですよ。あっそれと印鑑もね。」
あまりにも一方的な言い分で電話を切られちょっとむっとする
ただ今回の件では警察の素早い捜査での緊急解決
文句は言わず素直に従う
加害者は昨日釈放
後味の悪い事件だったな
もう処罰と世間的に制裁を受けたゆえ
これ以上私に対して謝ってくれなど言うつもりはこれっぽっちないが
「何で逃げたんだ?」
本人の口からはこれだけは聞いてみたい

体の方は同じ態勢でいると首から肩にかけてえらいことになる
昨日の食品衛生管理責任者の講習会などは朝から夕方のまでの時間半泣き半べそ状態
昼休みにどこか病院に飛び込もうか思ったが保険証は持っていない
ただ坐薬でもなんでもいいから痛み止めが欲しいだけなのだが
知らぬ病院ではまた一からの診療のため昼休みでは到底間に合わない
途中退席して帰ろう帰ろうと何度も思ったが
後々の事を考え泣きながら我慢
えらい思いはしているがこれは相手側のソニー損保との話し合いだ
本当にちゃんと対応してくれるのか

なんだか本当に後味の悪いままで一旦終了







▼2008年 6月17日 (火)   -- No.[17]

自然のもたらす災害は容赦がない

地震の当日仙台に住む従姉妹家族に電話を入れるが通じない
なにも言ってこないところをみると無事だったのだろう

それにしても地震被害の報道を見るにつけその凄さを感じる
富山は大丈夫なのだろうか?
日本に住んでいる以上確率論の問題だろうが
まして富山には『呉羽山断層』が存在することは判っている
その断層の中心地点が実は我が家から歩いて5分
もしそれが地震を起こせばひとたまりもない物騒な所だ
そんな所に住んでいながらまだまだ対岸の火事的にしか感じられない
中越に能登と近場でも最近地震があったばかりなのに喉もと過ぎればといった感じなのだ
大体この『呉羽山断層』の存在を発表した大学の先生がご近所にお住まい
こんな不安を煽る学説を発表したのなら、どこか別の場所に居を構えろよと思うのだが
それともこの先生がここに住んでいるくらいなのだから安心していてよいのか
などと馬鹿なこと書いている自分がすごく不謹慎に思えてきた






▼2008年 6月16日 (月)   -- No.[16]

古洞の森でBBQ

誘われるまま初めて古洞の森へ行ってみた
天気もよく日曜とあって子供たちでいっぱい
そんな中怪しい集団のBBQである
当然1時間もしないうちに全員泥酔である
BBQの施設は肉まで用意してくれて大変便利でしかも施設内に温泉まであるのがいい
ただ難点は遠いのだ
以前なら風呂でも入って時間を置けば自動車で帰ってきたのだが
昨今のこの飲酒運転の厳しい世の中でそうもいくまい
結局代行を山の中まで呼び出す

常日頃からもっと近くにか公共の交通機関の使えるBBQの施設がないものかと考えているのだが
どこも帯に長したすきに短し
これぞといった場所がない
西町の焼け跡かお隣の焼け跡の空き地を貸してくれぬものかと考えているのだが
お隣で出来ればトイレはウチの店のを使えばいいし
何より交通の便が良い

大体子供じゃあるまいし大人のBBQである酒を飲むのが当たり前
なぜそのあたりを考慮せずに施設を作るのであろう
誰もそのあたりの事を口にしないのがまず不思議である
市街地活性化のためにそんな施設があってもよさそうな気がするが

どこかにい場所ないだろうか?





▼2008年 6月15日 (日)   -- No.[15]

どうやら勉強というものが嫌いではないらしい

頭は悪いそれはよく分かっている
とりたて偏差値の高い学校も出てはいない
頭がいいというか勉強の出来る出来た人を見ると羨ましくてしょうがない
ところが以外とものを学ぶということが嫌いではない
新しい教養、新しい知識
触れるだけで楽しくてしょうがない

週一度のフランス語も楽しくてしょうがないのだ
もちろん自分の中では毎回いっぱいいっぱい
女性名詞に男性名詞の変換
触れたことも聞いたこともない発音
初めてやったと思っていることがノートをひっくり返すと先週やっていたり
もうついていけてないのだ
しかも土曜の午前中講義だ起きるのだけでも大変なのに
毎週楽しみで楽しみで苦にならない
人との優劣、受験、そんなものとは無縁な学問というのはかくも楽しいものなのか
カルチャースクールがどこも人気なのがよく分かる

もう一度学校に通いたい
切実に願う今日この頃である





▼2008年 6月14日 (土)   -- No.[14]

『屈せず利用せず!』

警察の暴力団対策のPRだったか忘れたが
実はこれを心掛けている
基本的にヤクザ者が嫌いで交遊もないが
夜の商売ゆえこの手の輩とはどうしても対峙せねばならぬ事は出てくるのだが

「大変だったみたいだね?どや、揉めてんだろ。」
祭りの際に顔を合わせるヤクザ者から声をかけられる
彼とは知らぬ顔ではないので普段はどこかで会っても会釈程度は交わすが
山王祭りのとき以外は口も利かないし彼の所属の団体と役職以外名前も知らない
それなのにである何でこのやくざ者が私のひき逃げ被害の事を知っているんだ
しかも偉そうになんとかしてやるぐらいの口ぶりで近づいてくる

誰だ?こんな奴らに余計な事をしゃべったのは

あまりにもむかむか来て丁重にお断りと挨拶だけして料理もビールも手をつけず店を出る
こんな奴らに頼んで仮に話がうまくいっても翌年からの祭りのイニシアティブをとられても困る
これをかさに店に来られるのがもっと困る
こんな奴らにものを頼むぐらいなら保険会社や弁護士と真っ向から争った方がいい

実は確かに今回のひき逃げ事件では揉めてはいるのだ
犯人は来週火曜に罰金刑で釈放
余裕の社会復帰
間に立つ弁護士はこれがまたくわせ者
結局被害者の私は泣き寝入りという絵図らしい
こっちがちょっと強気で出ると
「それは恐喝にあたります!」と言われる始末
被害者ってなんだろう?
なぜそんなに加害者は保護されるんだろうか?
ひき逃げって卑劣な犯罪じゃなかったのか?
そんな事を許せば犯罪を犯しても逃げりゃいいということにならないのか?
法や正義は絵空事だったのか?

あまり無力で悔しくてある方に愚痴をこぼしてしたら昨日突然の電話
「うちの○○に口添えしてもらえば犯人の勾留期間が延ばせるかもしれませんが。」
なるほどそういう手があったのか
「他のことでしたら御批判を受けるかもしれませんが、今回は悪質かつ卑劣なひき逃げですから!」
目には目をではないが具体的には書けぬが大人の世界には色々な手口が存在するものだ

で、結局どうしたか?
丁寧にお断りの電話を入れました
ややこしい力を使うのが鬱陶しいのが本音だが
なんといっていいのだろうか
あまり正道ではない事はしたくないのだ

今回の件で色々力になってくださろうとの申し出はたくさんありました
皆さんの心意気や申し出には感謝してます!
でも不甲斐ない情けのない結果に終ろうとも一人で終わらせるつもりです

本当にありがとうございます!!














▼2008年 6月13日 (金)   -- No.[13]

恋人達の強い味方でありたい

ある夜のこと一組のカップルがご来店
なんでも男性の勤め先でウチの評判を聞き来てくださったらしい
ありがたいことだ
だからと言って何か特別なことがあるわけではなく
いつもどおりの接客でいつもどおり時間が過ぎてゆきます

時計の針が12:00を回ったところでおもむろに男性のほうが
「今日、彼女の誕生日なんです。」と言い出す
おいおいおいおい!そういう事はもっと早くに言っておいてくれ
そうすればもっと何かしてあげられたのにと思いながら
「お幾つになられたんですか?」
まだ年を聞いても失礼にあたらぬだろう若い彼女に尋ねると
「24歳になりました。」
「24歳!若いですね!」
「えー、もう若くないですよ!!」
おいおい、24で若くなきゃ私なんぞ原始人だぞ

ということは連れの男性の年齢もそんなに離れてはいまい
きっと彼女の事が大好きで、その大好きな彼女のお誕生日を精いっぱい祝ってあげたい
まだ若いからそんなにいい店も知らないんだろう
だから会社の同僚に色々聞いて回ってその中でウチも入れてもらったんだろうな
もちろん彼ぐらいの年齢なら給料だってたかが知れている
ある程度経験を積めばどうってこともなくなるが
ウチのようなお店幾らかかるか分かんなかっただろうに
もちろん彼女の前で恥をかきたくももない
そんなことより彼女の誕生日に喜んでもらいたい
きっと昼休みか夕方ATMでお金下ろしてきたんだろうな
なんだかあの年頃の男の子のこと
いや失礼、男性のやることが手に取るように分かる
そう思うとなんだかこの若い男性が急にいとおしく思えてきた

王子と姫との素敵な夜はこのジイにお任せください







▼2008年 6月12日 (木)   -- No.[12]

40勝12球団一番乗り!!!!!!

いやはや強いのなんの多分50年に一度あるかないかのな強さだよ
昨夜も西武に勝って40勝
こりゃ本当に8月中にリーグ優勝だな
大きく攻めるときはイケイケだし
ちょっとピンチな時にはコンパクトなチーム野球でコツコツと追い上げ逆転
相手チームとすりゃいやな相手だろうな

防御率も岩田が1.73、下柳が2.55
規定登板数以下の藤川0.91、ジェフ1.26
悪い悪いといわれる久保田ですら2.54
打つ方は金本、新井、赤星、鳥谷が3割
あの鳥谷ですら3割だったのが驚く
あの弱い頃の阪神だったたら余裕で4番だったろうに
先発と抑えが完璧でしかも3割バッターがチームに4人
こりゃ勝しかないだろう

「サロンとドンぺりが4万以下で。もちろん送料無料です。もう1枚ご予算みてもらえれば、すごいセットでお届出来るんですけど!」
都内の酒屋から悪魔のようなメールが
思わず返事してしまうところだったが寸前でやめる
6月に入ってお店も暇ですし勝負に絶対はありませんから
いや、本当勝負に絶対はありません
最後の最後になってみるまでと、ここまで書いて
にやにや笑っている今日この頃

いやー野球って本当にいいもんですね!





▼2008年 6月11日 (水)   -- No.[11]

「奥さん!奥さんぐらいだったらね。人妻系のデリで働いて金稼ぎなよ!!」

実は加害者の奥さんにそこまで言ってやろうと思っていたが
結局会って話をし私が彼女に言ったことは
「弁護士立ててくださいこれが一番もめませんから。いざとなれば双方の弁護士で話し合えば最悪の選択は避けられるはずです。」
やはり3歳の子供がいると聞いた時から私の心の中に最悪の選択だけは避けたいとの思いが
「金曜日の夜に逮捕されて我々家族も気が動転しちゃって。弁護士まで気が回りませんでした。ありがとうございます。」
深々と頭を下げられた

早速被害者側の用意した弁護士に昨日面会
会うなり弁護士は加害者側が今回の件をいかに反省しているかなどをまくしたて
「何で逃げた?」たの問いに対しても
「仕事に対する焦りかららしいです。外資系は冷たいですから。」
若造弁護士のもっともな会話を聞きこんなもんだろうと思う
もし話がこじれた場合こちら側も弁護士を立てることと、一応当方の要求は言っておく

「ただ3歳の子供がいるんだろう。会社の方は何とかしてやれないのかね?」
私が心配する事じゃないが思わず弁護士に伝える
「無理ですね!いくら示談がうまくいったとこで間違いなく判決が出た時点で馘首でしょうね。とくに外資はそのあたりシビアですから。」
「被害者がいいって言っても無理なのか?」
「無理でしょうね!」

なんでこんな事を私が心配しなきゃならんのか!!

どうも3歳の子供がいると聞かされた時点から彼の起こした罪に対して弱気になっている
もちろん向こうが1000%悪い
追い込もうと思えばいくらでも相手を追い込めるポジションにいるはずなのに
土俵に上がった時点でもう弱気になっている自分がいる
3歳の子を持つ父親を仮に交通刑務所であっても入れていいものなんだろうか?
これ以上彼ら家族を追い込んでどうなるんだろうか?

弁護士という仕事がなにゆえこの世に存在するのか少し分かってきた
いったん怒りで振り上げた握り拳をどこかの鞘に納得出来るかたちで納めさせる
これが仕事なんだろう
餅は餅屋プロに任せてみようと思う

弁護士との話し合いの後は
再度警察との供述調書の確認多分容疑者側の証言とすり合わせだろう
そして容疑者への面通しマジックミラーの後ろで刑事との取り調べ中
「この男だったでしょう?」
そう尋ねられるが事故当時ネクタイ姿だったものでラフなポロシャツ姿のの容疑者は
あの日と別人に見える

「何で逃げたんだよ!バカなことしやがって!!」
マジックミラー越しにつぶやく






▼2008年 6月10日 (火)   -- No.[10]

負債66億 債権者300社

新聞休刊日明けの火曜日はとんでもないニュースが一面を
秋葉原の電波系はさておき
ここ富山ではゼネコンの大型倒産
富山大橋の橋脚工事を請け負ったりで派手さはないが結構優良ゼネコンだと思っていたのに

実はこの会社の先々代の社長が私と同じ大学の出身
いわば私の大先輩にあたる方で何度かお会いしている
いまでも富山県のOB会の窓口はここのはず
だからちょっと気の毒になるが

ただニュースを見て笑ってしまうことが一つ
この件の債権者会議が今月20日駅北口に建つ施設で行われるのだ
この施設いまや経営が立ちいかなくなり労働組合のお情けで青色吐息で営業している例の
それの何が可笑しかったのか?

この施設実はもうお亡くなりになって久しい
革新系の富山市長の肝いりで建てられたものだ
今の社民党幹事長の親分・兄貴分にあたる元の富山市長
その元市長さんも今回倒産したゼネコンの前の社長と同じ大学の卒業生
あの施設が建てたのも建て後の出入りの業者もほぼ同じ大学のOB企業で占められていた
さしづめ今あれと同じ様な建物が建てられたとしたらバー部門は私に声がかかっていたはずだ

でもね当の市長さんがお亡くなりになってもう大分時間が経っているにも関わらず
いまだにこんなつながりが残っていたとは

大学OBの結束力についてはまた書く






▼2008年 6月 9日 (月)   -- No.[9]

加害者の家族と面会する

「生まれも育ちも西念だけど聞いたことがない名前だよ。」
生粋の金沢っ子からそう言われ、確かに変わった名前だと思っていたのだが
やはり転勤族だった

加害者の奥さんはもちろんだが関西からお母さんまでが
最初はこちらも腹の中が煮え繰り返っていて
「絶対許さん!」
「交通刑務所に入ってもらうまで争うから!!」と一方的に言っていたのだが
色々と向こうの奥さんと話をしていくうちになんと加害者には3歳の子供がいることがわかる
なんだかそれを聞いたとたん戦力喪失というか気の毒になってきた
加害者は間違いなく今回の件で会社はクビになるだろう
まだ31歳という若さゆえ本人はなんとでもなるだろうが
子供がいるとなれば話が違う
今の住まいは追い出されるは免許取り消し、前科はつくは
この家族どうなるんだろう?
そう思い始めたら先方の母親もなんだか自分の母とだぶりもう気の毒を通り越す
なんだかこちらが加害者というか悪党になった気分だ

私はこの先どうすればいいのだろう?
なんでこんなことを私が悩んで落ち込まなきゃならんのだ!!!



▼2008年 6月 8日 (日)   -- No.[8]

「新聞読まれました?つきましては自転車を証拠品として預からせて頂きたいのですが。」

連日警察からの電話
今日はこれを、これにサインをと忙しい
一昨日なんか風呂にも入れず髭も剃らずに店にたつ
もう毎日てんやわんやのえらい損害だ
おまけにちょっと同じ姿勢でいると首は痛くなってくるは
いったいどうしてくれるんだ?
15日にワイン会を予定していたのだが、それどころでは無くなってしまった
しょうがないので29日に変更することにする
参加希望者の皆さんに今日から変更の連絡をしなければならない
もういったいどうなっちゃうんだ?

さてあっけない捕り物劇の話なんだが
どうしてこうも簡単に容疑者が割り出せたのか?
「ナンバー1608。色はグレー。車種はレクサスのIS。セダンだったのは間違いないのですが。」
警察にこう証言した
「ナンバーの4桁だけでは日本に何千台もありますし、ましてや県外ナンバーだったりしたら特定にすごく時間がかかるんですよ。」
私の証言に応対した婦警の言葉にちょっと落ち込む
ましてや一瞬の事ゆえ全てがうろ覚え
時間が経つごとにさらに自分の記憶に自信が持てなくなってくる
「しょうがないですよ!まさか相手が逃げると思っちゃいなかったでしょうし。」
慰められるほど情けなくなる
道端にひき逃げや接触事故の目撃情報を求める立て看板をたまに見かけるが
なにゆえああいったもので情報を集めているのか理解できた
やはりこの手の事件は人の記憶の曖昧さなどで解決が遅れるのだ

それなのに今回なぜにこんな短時間で容疑者が割り出せたのか?
「ほかに何か覚えていらっしゃいませんかね?たとえば他に目撃者がいたとか。」
そう言われて思い出す
「そういえば逃げた自動車の後ろからタクシーが走っていきました。」
これまたうろ覚えだがタクシー会社の名前を告げるがこんな事がいったい何の役に立つのか?

ところがである!ところがである!!
やはり悪い事は出来ないように出来ている
警察からそのタクシー会社に連絡がいき
すぐさま無線で走行中の車両に連絡が
そしてその中の運転手さんが「金沢」ナンバーと覚えてくれていたのだ
運転手さんとすれば夕方の忙しくなり始める時間に道をふさぐ自動車はいるは
しかもそれが最近できた金沢ナンバーだったのが印象に残っていたらしいのだ
私の証言と運転手さんの目撃情報で、あっという間に容疑者車両が全国で2台に絞られたのだ
やはり悪い事は出来ないようになっているんだ

ただ私の証言で間違っていたところは「レクサスIS」ではなく本当は「スカイライン」だったのだが






▼2008年 6月 7日 (土)   -- No.[7]

「31歳の金沢の会社員だよ。ただまだ秘密にしといてね。」

今日の新聞、TVの発表前ゆえ口止めされていたが昨夜容疑者逮捕の情報をもらう
以外にあっけない捕り物だった

「飲食店経営の男性ひき逃げされるですか。飲食店じゃなくてホットトットクラブ経営と書いてもらえばいい宣伝になったのにワハハハハハ!!!」
他人事だと思いやがって好き勝手言われるは笑われるは
昨日も実況見分に供述調書と半日つぶされる
どんなに大変だったか分かるまい
でも確かに店の名前なら宣伝効果抜群だったのだろうが

とりあえずひと安心
なにが安心といっても金のことである
運び込まれた際のレントゲン代や診察費
腰と首と脚の痛みの面倒はどこから金が出るのか心配で心配で
とりあえず今日自分の掛けている自動車保険から電話を貰うがその心配もなくなる

何で逃げたんだ?
「けがが大したことがないと思い逃げた」と供述しているらしいが
ふざけるなである弁護士たててでも加害者と争ってやる
逃げることないじゃないか
保険も掛けてあろうし無免許でもなさそうだし飲酒運転でもあるまい
あの時一本110番に電話を入れておいてくれればこんな大きな事件にならなくて済んだのに
そんなことより私に嘘ついて逃げたことに腹が立つ

許さないからな










▼2008年 6月 6日 (金)   -- No.[6]

ひき逃げされる

人間生きていると色々な目に遭うものだが
まさか自分がひき逃げの被害に遭うと思ってもみなかった
詳しい時間場所等は今朝の朝刊に載っていたのが驚いた
やはりひき逃げ事件として警察も目撃者探しのため新聞発表したようだ

事の詳細は私が自転車で41号線を走っていたら脇道から出てきた自動車に接触
「どこ見てんだ!」
「すいません。」自動車から降りてきた男はサラリーマン風の30代前後の男性
「とりあえず警察か救急に電話してもらえないか。」と私
「分かりました。あの、とりあえず車動かしますので。」
白のワイシャツにネクタイを締め風体卑しからざる青年の言葉を信じ道を譲る
青年の乗った自動車が走り去る
この時点でもまさか逃げられたと思わず右足に痛みを感じつつ道路に座り込む私
しばらくして自分からも110番通報しようと思い電話をする
110番のおまわりさんと会話しているうち
「??????????これってひき逃げされたみたいですね。」
「どうやらそのようですね。救急の方からこちらから電話入れますので逃げた車両の特徴やナンバーを!」
はっとする
まさかこちらも逃げられると思ってみなかったので全てがうろ覚え
なんてこったい

それにしても逃げることないだろう
どうせ保険に入っていることだろうし今時このくらいの人身事故たかしれているのに
しかも捕りゃ間違いなく逮捕

逃げた犯人に告ぐこれを読んでいたら自ら警察に出頭しなさい!
読んじゃいないか






▼2008年 6月 5日 (木)   -- No.[5]

店を開けようと外へでたら見慣れた笑顔がむこうから

「今回もチケットのお願いにまいりました。」
三遊亭良楽さんだ
6月28日土曜2時からの独演会のチケットを売りにこの界隈を回っているらしい
「ここでもう4軒目ですよ!」まだ日の高いこの時間にもうご機嫌さん
偉いことですな自らの独演会のチケットを売り歩くために飲み屋を回れば
「今回のチケットです。よろしくお願いします。それでは次に向いますので!」という訳にはゆくまい
お付き合いでも一杯飲んでゆかねばなるまい

さて今回の独演会での良楽さんの噺が
『浜野矩随』
大ネタじゃないですか!大丈夫なんですか
いらぬ心配なのだが
確か円楽師匠の十八番じゃなかったですかね
さすが三遊亭!泣かせてもらおうじゃないですか

中央通りにも新しく北陸銀行の肝いりで寄席ができる
来月のこけら落としの目玉は立川志の輔
行きたいな
まだ日程だけで開演時間が未定
主催者側は夜から希望しているらしい
しかし中央通り側としては昼間の開演で終了後は街中で買い物や食事をと人の流れを狙っているらしいのだが
私としても土曜なら昼間がありがたいのだが
この遊びを知らぬ県民体質で商店街の思惑どうり人が動くかどうか

点から点への移動じゃなくて
演劇、コンサート、落語、講演
なんでもいいから終わったら家へ直接帰るんじゃなくて何処かに寄って楽しい話や感動を喋ってみてくださいな



▼2008年 6月 4日 (水)   -- No.[4]

フレンチに行ってくる

富山で老舗のあのフランス料理屋である
「高いぞ!」
「ああいったところは接待か、会社のお偉いさんか、どこかのお嬢さんの行くところだぞ。」
「ワインの値段見た瞬間びっくりするぞ。」
「まっ!一度行っとけば。ある意味勉強だよ。色々な意味でね。」
そうですかそうですかそこまで言われるんだったら自分の目でどれほどのものか見てきます
御輿も終わって自分への御苦労さん会もかねて
予約の電話で「一番高いコースでお願いします!」言ってみるが
「当日予約では無理です!」あっけなく断られる

一応フレンチですので自分の中でドレスコード
着慣れぬジャケットなど羽織って歩いていたら城址公園前で鳥に糞をひっかけられる
慣れぬ事はするなということか思わず笑ってしまう

平和通りの交差するお店の2階
夕暮れ時ですので結構交通量がある
そこで食前酒のシャンパンを飲んでいるとなんだかバンコクにいるような気分になる
おかしなものだフランスレストランにいるのに

このバター不足の昨今にパンにつけるバター大きく切り分けられ皿に鎮座
大丈夫なんだろうか?きっと残ったら使い回しされるんだろうな
つまらん考えがよぎる

料理の方は古色蒼然としたフレンチだが
魚料理にからめられた白エビのムースソースが美味い
メインの肉は鳩にする
これがまた肉が締まって美味い美味いワインがすすむ
赤のボトルがあっという間に空になる
チーズまできたところですでに酔っ払い
結局そうなるんだろうな
どこで飲んでもどこで食事しても同じ単なる酔っ払い
他にもう一組お客様がいたのだがこちらは上品に白と食事楽しまれているのに

さて会計は二人でコースを頼み
ハーフのシャンパンとワインが一本
結局足りずにグラスで数杯
合計4万と6千円
高いんだろうか?こんなものなんだろうか?
思ったよりやや安かった気がするが

結構満足して夜の街に向かう休日









▼2008年 6月 3日 (火)   -- No.[3]

「私の実家もこの近所です。残念なことに2年前燃えてしまいましたが・・・。」

今回初めて御輿の前に挨拶に立たれた石井県知事の言葉からなのだが
こういう風にあらためて御自身の口から言われると2年前のことだが
なんだかちょっと気の毒に感じた

もう2年か
6月1日はあの日も裸御輿を終え翌2日は後片付けに西町に
まだ新大和のオープンする前だから多分グランドパーキングでの撤収作業だったんじゃないか
そしてその終了後もう今は無き蒲団屋で我々裸御輿にいただいた「お華代」の計算
「何だよ!あの店、のれんの大きさの割にはケチでやんの。」
「ありがてー5千円だって。」
などと浄財をまとめながらあーでもないこーでもない
「来年はどうなるんだろう?」
「どうすりゃ参加者増えるんですかね?」といつもの他愛のない話を蒲団屋で
実はその2日後私はロンドンへ発つので内心それどこでなく
御輿が終われば脳内エンドルフィンは次はそちらに放出
「さてそれじゃ来年も!」互いの健闘を誓いあい解散したのだが

そして翌日
夕方「ポーン」という爆発音が店内からも聞こえた気がした
おびただしい消防のサイレンが響きまくる
近いところで火事が発生していることは分かるが
ここからだと火も煙も見えない
どこだろうな?と思ってはいたが
頭の中は明日からのイギリス行きで他人のことなんかかまっちゃいいられないというのが本心

朝刊を手にして愕然「西町で大火」
前日まで作業していたあの場所場所が灰塵になっていたのだ

なんだ御輿を終わるのを待ってくれたようなタイミングだったので
ショックなのはさることながら複雑な思いのまま富山を発った






▼2008年 6月 2日 (月)   -- No.[2]

戦い済んで日が暮れて

別に誰と争っているわけではないが
裸御輿が終わると気が抜ける

どうもこのご時世裸がうるさいのと色々な御批判をうけ
今年から日枝神社にあがる際は法被をはおっての参拝
「こんなもの着ていられるかよ!」
「軟弱なんだよ!」
「裸だから心意気なんだろ!」
さすが毎年参加のメンバーから批判非難の声が上がる
やはり大和前から担ぎ手が並んで日枝神社むかうときから沿道から
「なっ、何が起こったの?」
「キモイ!」
「裸の軍団だ!!」と驚嘆の声が上がるのを聞きながら向かうのが快感なのだが
別段このあたりから争ってもしかたがないことゆえ皆で従うが

巡行が始まればいつものごとし
人はどけるは、アーケード内にはみ出した看板、商品、自転車は蹴散らすは
おまけにひやひやものだが香具師達相手に店が邪魔だと怒鳴るは喧嘩になるは
毎年毎年よくもまあ本物のヤクザ者達を怒鳴りつけ大きなトラブルにならぬものだ
どんな偉い政治家だろうが有名スポーツ選手、そして祭りを仕切るヤクザ者より
この日の山王祭りでは我々裸御輿が一番偉いんじゃ!と参加者全員不思議な思い込みに包まれる
わしょい!わしょい!どきやがれ裸神輿のお通りだ!!

さて御輿が終わって皆で直会
御輿の後の酒はきく
ビールやワインもいいのだが御輿の後には冷酒に限る
瞬く間に酔っぱらいである

西町を夕暮れが包む
戦い済んで日が暮れてである
私を包むのは夕暮れだけでない
毎年この瞬間一抹のさみしさに包まれる

皆ありがとう!お疲れ様






▼2008年 6月 1日 (日)   -- No.[1]

「お前らのやっていることはおかしいんだよ!」

久しぶりに面と向かって言われて腹も立つが
浮かれている我々の事をこころよく思わぬ人たちがいる
「日枝神社の神様も入れぬ神輿がわが街を練り歩くとは何事か!!」
「神事としてイベントとして体をなしていないんだよ!!」
一番の彼らの言い分はそこから始まるのだが
他に色々とあるのだろうが

だから常日頃から言っているはず
我々『裸御輿』は御輿であって神輿にあらずと
最初っから日枝神社の神様は入っておりません
いわばエセ御輿なんです
総曲輪、西町、中央通りの神輿こそが本物だと言っているじゃないですか
いわば彼らの神輿が本家の長男ならば
我々は裸御輿は『妾の連れ子』
妾の連れ子ゆえ立場くらいわきまえております
だから神輿と御輿がぶつかる場合は我々裸御輿が道をゆずる

ただね妾の子でも言わせていただけるなら
「本家の長男がだらしがないから祭りがダメになってきたんでしょう!!」
富山中心商店街は今や過疎地域
もうこの何十年地元の人間だけでは神輿はあがらずアルバイト料を払って人を集めている
もちろん我々裸御輿とて同じ
地元の人間どころか全国からの応援で御輿を担ぐ
しかも酔狂な事に身銭を払っての参加
心意気が違うんですは!心意気が

などと今更彼らの批判、比較をしようというわけではありません
この街で街のものでもない余所者が日枝神社の神様も入れずに練り歩く
それをこころよく思わぬ人たちがいてしかるべき
逆にそれを言わぬ人がいなくなる方が問題なのだが

ただ我々の担いでいるのは神輿でも御輿でもない
「富山の元気」なのだ

百年続く祭り創る
そう言い続け5年
あと95年か
今年も担いでまいります











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