「ということはボクの後輩じゃないか！ところで君は何団？」
そうか、そこなのね！
同高校の卒業生だと分かると質問はそこに行く
「何組だったの？」
「担任は誰？」
「クラブ活動は？」
そんな質問は一切でない
そりゃそうだ親子ほど年の離れた先輩後輩、担任は移り替わる
文系理系、クラスの違いにおける若干の偏差値の差も関係なしに
秀才か？天才か？の違いはあってもあの高校に入学出来る子達である
神通川沿いはそこではないのだ
「オレ朱雀で連獅子やったんだよ」
「地最！」に「リクボー」
他校卒には話に入り込めない単語が続出
しかも入り込めない理由はなによりも老若男女
体育祭ネタに熱いのである
「各団に年間予算が３０万支給されるんです」
高校生に３０万だと！これだけでも驚きなんだけど
親の所得が平均より高い御家庭の子女子息である
古くは学年によっては作戦会議と練習、準備用に幹部部屋と称し
体育祭だけのために近所にアパートを借りた頃もあるらしい
高校生が運動会のためにアパートですよ
呆れて言葉が出ない
お前ら連合赤軍か？ふるいな
さすがに近年そこまではないようである
「キミらの学校は東大と運動会しかないのか？」
常日頃から教員達に尋ねることがある
しかしそこはもう「伝統」のふた文字で終了
私のような読み書き程度でOＫで来た世界には理解出来ない
でもな、これを書きながら思った
これだけ世代間格差普通でネット情報が溢れてそれをスマホである
こんな時代、世相が変わっていくのに
相変わらずに９月のその日になると世代超えて熱くなる
そして卒業しても幾つになって世代超えて飲み屋で盛り上る
いいのかもしれんな？これもありかな？しかし不思議である |
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