「軽く飲みに行こう本当に軽くだから」
最近オープンしたお店をのぞきに久しぶりに西町へ しかしまだ陽が高いその前に山王神社界隈をぶらぶら 神輿で山王さんは来ても西町で飲み食いは滅多にない お店が分からぬのでどこかいいお店を紹介してもらおう この界隈で商売している知人に電話入れるが電話に出ない
しょうがないので目に入った小洒落たお店に飛び込む 昨年の11月オープンのお店で料理もまあまあ、値段もそんなに高くない 生ビール2杯に白ワインをいただく 店に働いている男性2人、話しの感じから雇われであろう
「オーナーさんはどなたですか?」と尋ねると
「オーナーですか?名前を伏せるように言われていまして」
なにやら意味深の答えが返ってくる、まあいいけど良いお店だまた来よう 店を後にしたところで先程の知人から電話あり冒頭の約束事をさせられ合流 ところがどっこい2人で飲んだらこの世の終わり
酔った勢いで気づくとタクシーに乗って駅前に戻り そこから2軒、気づくといつものスナックでカラオケそしてバーで締めた という事は私は昨夜5軒飲み歩いたという事だ 財布は空っぽおまけに久々の二日酔い、還暦過ぎても学ばない生き方である
そうそう1軒目の小洒落たお店のオーナーが判明 世界第4位のジェネリックメーカーの元の社長さん なるほどね、ただお金持ちってどうして皆さんお店を持ちたがるのか? 飲食業なんかやめときゃいいのに大半はダメになるのに
西町のお家賃の高い物件に凝った設えにテラス席そこに中年男性のスタッフ お金持ちだからできるんだよな羨ましいウチも誰か金出してくれんかな ただ金は出しても口は出してもらいたくないけど、無理だよなあ
あっ、結局目的のお店に行くのを忘れている |
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