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2025年12月の日記です

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▼2025年12月23日 (火)   -- No.[23]

「おいおい明日仕事なんかしている場合じゃないぞ!直ぐに休み取って銀行に行け!」

政府が10年型国債の金利を2,08%に引き上げを決定
それに準じ本日北陸銀行も普通預金の金利を0,2%から0,3%に引き上げると発表
この数年こうも円安が続いたことに日銀?政府?が重い腰を上げ始めた

金利上昇

それは預ける側にとって良き報せではあるけれど
借りる側にとって特に企業は痛手となる
そして昨夜の彼のように

「実は祖父の遺してくれた土地があるんですよ。そこに家を建てようと思っているんです!」

「家を建てるのはいいけどさ先立つ物お金はどうするの?」

「それは銀行から借りるつもりです」

「いくらぐらいの予算でいるの?」

「フルに借りて五千万円です」

五千万円か?まあ彼の場合は奥様も働いている
彼も奥様の両者とも富山県内ではまあまあ聞こえのよいところにお勤め
いわゆるパワーカップルである五千万円ぐらいなら、どちらか片方の稼ぎで返済可能
現に五千万円ぐらい赤い銀行側はなんら問題はないようである
さすが当店のお客様はイケてるぜ

まあ彼らの人生も今後の日本もどうなるかは分からぬ
ただそんな老婆心を言いだせばキリがない
なによりそんな未来の設計図を広げて見せられると何故かこちらまでうれしくなる

なんだかいいよな若いって
なんでもこの先もう1人授かって親子4人で暮らせる悔いのない家を建てたい
そのために住宅展示会には足を運び、住宅メーカーもほぼ視野に入れているらしい

その会社の建てる家は大層素敵なのは私も知っている
ただし素敵な家であるため坪単価も上位何社か?ぐらいにいいお値段で有名
それでも相見積もりを出してもこの辺りの住宅メーカーでは満足出来ず
もうそこに心が入ってしまっている

「五千万円って大丈夫でしょうかね?」

「都内なら中の上程度だろうけど富山じゃスーパーパワーカップルだよ!あと二千万円ぐらい行けるぜ」

こちらはただ無責任に煽っているだけですけどどんなに煽られても無理な人間はいる
現に私に五千万円と言われても20年前ならいざ知らず
いや、20年前でも無理無理だ
しかも今や新車1台でヒーヒー言っている体たらく

ただやはり勢いのある人達を目の前にしているとこちらまでパワーが湧く
最近しょぼくれたことばかり言っております私でありますけど
いやいや当店もこんなお客様を相手にしていると思えばまだまだ行けるんじゃない?

派遣切りだとか貧乏くさい人間を相手にしていると店のレベルも下がる
こういう勢いのあるお客様を相手にしている限り
ホットトットクラブはまだまだイケイケドンドンもうひと花咲かせちゃうよ

師走の時期にも関わらず静かな店内でこんな事を書きながら自分をなぐさめております


▼2025年12月22日 (月)   -- No.[22]

私の中の今年の一文字は『看』

今年は母の介護に始まる
スーパーの弁当や惣菜ではありましたけれど食事の世話そして病院の送迎
若干認知の方も入ってはいましたけれど
もっと大変な思いして親の介護をしていらしゃる人に比べりゃ
私の看る母の苦労なんぞ物の数ではありません、そう言えるのも今にして思えばである

春から夏にかけて色々な事情があってクルマを持っておりませんでした
無論病院の送迎にはタクシーやレンタカーを使う
それ以外の食事の世話等は自転車で走り回っておりました
そこで本来色白の私は真っ黒に日焼け、それはある意味で健康的なことでありました

「ああした方がいい、こうした方がいい」

何が問題って周囲が色々と私に言って来ることでした
周りは周りで心配をして言ってくるのは重々承知しかし私にも生活がある仕事がある
なによりちゃべちゃべと私に言われる事ぐらい
私はとっくに公的な手続きを含め母にしてやっているし言って聞かせている
納得したかどうかは分からぬけれど母とも話し合っている

いったいこれ以上私にどうしろというんだ?

とにかく他人の前ではちゃんとした受け答えをしいい顔する母
そのくせ私の言うことに一切聞かぬ存ぜぬの母に連日激怒
今にして思えばもうちょっと母に対して優しく接してやればよかったと後悔の念ばかり
それも今にして思えばである

「山に捨てるぞババア」

本当に連日そう思っておりました
時にもう母の顔も富山にいることも嫌になり何度家を飛び出したことやら
母の存在もさることながら外部からの声に私はほとほと参っておりました

「やらされているのではなく、与えられている」

「仕事の邪魔をされているのではなく、老いのプロセスについて学ばせてもらっている」

「これは最後の母の教えである」

そんな私に一筋の光明
読売新聞の人生相談でお馴染みの最相葉月氏の一文を見つける
そうだよなまさにその通りと痛く感動したものでありました
本当にこの一文に心が救われ軽くなっていく
そうか今直面している事は「母からの最後の教え」なんだと

その後何度もの入退院を経て母を施設へ入れることが決まる
しかし母は施設に入る事を大層嫌がっておりました
「家に帰りたい」「だまされた」等を言い出すんじゃないか?
施設に入れる際はそれが心配で心配で

私自身も全員ではないのは分かっております分かっておりますけれど
介護職員の仕事のレベルと申しましょうか?
人間性のレベルの低さを散々見てきたもので心配であった

もし施設に不備があったらそれを理由に家に連れて帰ろう
もちろんあの状態の母を家に連れ帰れば私も母も自爆であるとの覚悟
いや、覚悟はなかったなあ
どうするつもりだったんだろうな?あの日の私は自分ごとながら全く記憶がない

ただ施設に入れることが決まりほっとした反面
母を施設に入れた事をどこか後悔というか小さなトゲではあった
実は今でも正直そのトゲは抜けてはいない

ただ母はいたく施設暮らしを喜んでくれて助かった
施設のスタッフの皆さんには仕事とはいえ縁もゆかりない母に親切にしてくださり
大変感謝している、なによりそこで母を看送ることも出来た
アンマとしての責任をひとつ終えることが出来たこと

そこで令和7年の一文字は『看』である


▼2025年12月21日 (日)   -- No.[21]

洗濯が終わった頃だと洗濯機を見ると「E9」のエラーマーク

再度いちから洗濯するが再度エラーマークが点滅
洗濯機に貼られたコールセンターへ電話

「どちらのメーカーですか?」

「SANYOです」

もうこの時点でダメだこりゃである、この洗濯機はいつ購入したものであろうか?
三洋電気なんざとっくの昔にPanasonicそれりゃ修理も無理だ買い替えとなる
それにしても今年は家電が次から次へと壊れる当たり年
エアコン、精米機、蓄暖そこに洗濯機またお金が出ていく、もう眩暈がする
しょうがないのでJoshinに行って洗濯機を購入

昨夜の売り上げが一瞬に消える





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