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2012年08月の日記です

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▼2012年 8月11日 (土)   -- No.[11]

「富山って街はきれいですし、食べ物もおいしい!ワタシ富山にお嫁にに来てもいいです!!」

旅のノスタルジーなんでしょうけど、そこまで富山の事をよく言われるとちょっとうれしくなります
ましてお嫁にまで来てもいいと言ってもらえるならばと、すかさず独身君に電話

「ただいま電波の届かないところにいるか電源が・・・・・。」

ブチッ!週末の夜くらいいつでも出撃体制をかけれるよにしておけ!
これが君の縁の薄さなんだよ!
せっかく高文祭で県外からお越しの素敵な女性がカウンターに座っていらっしゃるのに
まっ、旅の夜の出来事は御愛嬌ということで

週末の夜、長期休暇に入る前日なのに、あいも変わらづ静かな店内
それでも次から次へと高文祭を終えた先生、舞台スタッフが御来店
カウンターは教員専用席に
お疲れ様です
あともうちょっと

空も街もなんだかもうお盆モードに入ってきました



▼2012年 8月10日 (金)   -- No.[10]

野に咲く黄色い花

柔道が終わった時暗雲立ち込めたオリンピックはここにきてすごい盛り上がりになりましたな
なでしこが銀、今夜は男子サッカーもメダルをかけ韓国と
意外と盛り上がってませんけどボクシングもメダルをとれる大変なところにいるんです
でもな週末の今夜は仕事中だし見られないのが残念

さて先日確か女子のトライアスロンを見ていた時です
たまたまTVの映像に沿道が映った時、道端に黄色い花が咲き誇っているのを見た

そうだ!あの花だ!!あの花は何の花?

以前スコットランドを旅をした時によく目にした花だ
蒸留所の施設内、レンタカーで走ったあの道端に咲き誇る花があまりに綺麗だったもので写真に残した
日本に帰ってその写真を花屋に持っていたのだが花の名前はは不明
蘭の類の花なのだろうかちょっと原始的な花弁の黄色い花
月日は流れ忘れていたところにオリンピックでの映像
あの花の名前は何というのだろう?

こんな時にはネットである、たたいてみると出てくる出てくる
その中でちょっと驚いたのがイギリスと言えば一般的には黄色い花のイメージであるということ
春になるとさく誇る黄色の水仙から始まり庭には黄色がメインだということ
イングリッシュローズというくらいで私はてっきりイギリスと言えばバラの赤のイメージだったのだが

さて調べてく行くといくつかこれはと思はれる花が出てきた
その一つが『ハリエニシダ』
西ヨーロッパ・イタリア原産の花で、その名の通り枝に針を持ち家畜等を傷つける
要注意外来生物に指定されている嫌われ者の様だ
PC上の写真でははっきりしないが多分これだろうか?
あの可憐に可愛いイメージの花が嫌われ者だったとは思いたくはないけど
ただ咲く時期が初春と秋と書いてあるため私がスコットランドへ行った時期は6月
6月のヨーロッパを初春と言えるのかどうか?

調べてなお謎が深まる黄色い花である






▼2012年 8月 9日 (木)   -- No.[9]

「楽天市場からのお届けです!」

店に宅配業者が配達に
はて?と思いつつ送り状にサイン
確かに最近楽天で買い物した記憶があるが注文したのはワイン
もしワインが届いたとしても、それのわりに箱が小さい
はて?と思いつつも何も考えず箱をあけると
中から食玩の様なオリンピックネタの人形の箱がぎっしり詰まっている

あーあ、やってしまった!

一瞬そう思ったのはよく深夜酔っぱらった勢いでネットオークションやネットショピングをしてしまうからだ
ワインにウイスキー、ワインネタはよくここでも書くが五大シャトーを何本注文したか?
ある日自転車が届いた時には驚いたが
なんといってもポルシェのオークションに参加していた時には素面に戻って確認して青ざめた

それにしてもこんな玩具をいつ注文したっけ?折り返しのメールが届いた記憶もない
はてはてはて?ともう一度よくよく送り主と送り先を確認すると
ギャハハハハハハハハハハ!
思わず笑ってしまった
なぜなら本当の送り先の住所は桜木町、しかも店名はちょっと伏せますが〇ット〇クラブ
全然別のお店だし別の住所じゃん!
普段ならプンプン怒って宅配業者に電話入れるところだが今回は違う

あえていうなら間違って配達をしたドライバーさん、君は偉い!

住所に桜の一文字が入っていて店名が〇ット〇クラブとなっていて疑うこともなく
桜町ホットトットクラブに配達されるなんざ当店の名前が売れてきた証拠だぜ

例えば「今晩9時に荒町の49に集合ね!(^^)!」とアナタがメールをもらったとします
もらったアナタは「荒町の49?二つ足りんけど多分あそこだよな。」と疑うことなく行くはずです
そういうことです!

井上陽水が来店しようと世界的なジャズミュージシャンが演奏して有名な店だろうと
住所に桜と付いて、店名にトと付くクラブはこの富山じゃ

ホットトットクラブなのだ

なんだか誤配の荷物ひとつでここまでうれしくて勝ち誇った気分なるとは
ただこんな喜びも一日の終わりには閑散とした店内で一人でいると消えてゆきましたけど

当店有名なのは宅配業者だけのようです


▼2012年 8月 8日 (水)   -- No.[8]

街の人通りは多いのだけど

先月末から高校総体、世界子ども演劇祭、そして今日から全国高校生文化祭とイベント目白おしの富山
ここしばらくはホテルは軒並み満室、夕時の人流れの多いこと
ただしどんなに大きなイベントで人が来ようと基本どれもガキのイベント
ですので夜の街は静かなものです
しかもオリンピックが重なっているせいでしょうか真夏の夜にも関わらず例年よりさらに静かな感じ
もうちょっと賑やかになって欲しいのだけど

先生方イベントが終わったら街に繰り出してくださいね!


▼2012年 8月 7日 (火)   -- No.[7]

どちらも内情は大変なようで

先月半ばに倒産したディスカウント酒店の話題がカウンターでの一日の終わり
負債6億か
ちょっと大きな商売をやっている方達ならば大した額ではないのだろうけど
私の様な零細ミクロな商いをやっている者にとっては天文学的な数字
それにしてもFMで毎週金曜日の番組に社員が出演していたり
たまに私も買い物に行っていたのだが別段変わった様子もなかったような
今現在は店舗の方は営業しているみたいだし結果大丈夫なのだろうけど

「今月中にどうしても800万!」
先月の事、知人が急に自宅兼店舗を売りに出した
なぜ?と訝しく思っていたら、どうやら商売の方がうまくいってない様子
どうしても7月中に現金が必要だったらしい
他人には分からぬがどちらも内情は大変なようで

小さい商売でよかった
年中ぶーぶーぴーぴー言ってはいるし、人の成功はうらやましさを通り越し妬ましく
乗ってるクルマはこの炎天下エアコンも効かぬオンボロ国産車
でもおかげさまで7月も無事終えることもでき、始まって1週間だが8月も何とか終えれそう

明日から甲子園、野球に例えれば
打席に立ったらバントの構え、打率は2割ちょいの目立たぬ8番バッター
でもパッとした活躍もないけど息の長い生涯現役のプロ野球選手

そんな感じかな






▼2012年 8月 6日 (月)   -- No.[6]

「お母さんの御歳は?」

ここ数カ月の事だが当店にも平成生まれが続々御来店、目立ちようになった
平成元年、2年が当店のカウンターでお酒を飲んでいてもおかしくない歳になったのだ
いまでこそ平成生まれはまだ物珍しいだろうけど
あと5年もしたらカウンターでグラスを持つ風景が普通になるのだろう

さて問題は平成生まれの親御さんの年齢を尋ねると大体が私とほぼ同じ年
今とは違い女性の結婚適齢期が23、24歳の頃の人達ゆへおかしくもないのだけど
何だか複雑です
何が複雑か?と問われても答えようもないけど
歳とったんだよな

さて平成の次なる元号の世代が飲みに来るまで私はカウンターに立っていられるのだろうか?



▼2012年 8月 5日 (日)   -- No.[5]

見慣れぬ校名入りの封書が届いていた

郵便物を確認中ちらりと校名を見たが私の関係ではない
妻宛てかと思ったが妻もこの高校の卒業生ではない
誤配か?
『野球部甲子園出場実行委員会』と書かれた封書の宛名を見ると父の名前が印刷されている

甲子園の出場が決まると本当に寄付が来るんだ!

我が母校は一度も甲子園の経験がないので話には聞いていたけど
そして父がこの高校の卒業生だった事を思い出す
ただ父は秋には法事を予定している物故者である

父はこの高校の薬業科の出身だと聞いたことがある
工業高校に薬業科?と思うがそこはやはり薬都富山であったのだろう
調べてみたら現在この科は北部高校に移されている

富山らしい話だがなんでまた父が薬業科なんぞに入学したかというと「売薬」になるためである
当時はまだ売薬業は羽振りが良かった
しかも親族が売薬で成功を納めていたので自分も柳行李を担いで一旗揚げるつもりでいたようだ

その思惑通り卒業後は売薬に従事、のちに母と結婚し私の誕生となるわけだが
高度成長期1960年代後半から日本中どこの街でも薬局ができ病院が整備され始めた
そうなると売薬は斜陽産業となり羽振りの良い仕事でも未来を語れる仕事ではなくなり
父も廃業、私の記憶があるころには父はもう別の仕事をしていた
斜陽産業の盛衰を見てきた世代である
こんなことを書くのもあの高校が甲子園を決めたから

そして父の事を思い出すのはやはりお盆が近いせいだろう









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