週刊新潮を買ってくる、まだ開いてないけど
この手の週刊誌は自分で買うことはまずない どこかの病院の待合室か調剤薬局で読むものだ ほんの暇つぶしの3流出版物と思っている それではなぜ今回身銭を切ったか?
例の芸人の裏口入学の記事である 裏口に関しては何とも思っていない30年以上前の私大である 私大の雄といわれる大学ですら噂はあった パパや叔父さんが卒業生だと一般入試とは別のアドバンテージが働く そんな話は普通だった いや、いまだって子弟枠のある私大は存在する
そこまで分っているのになぜ新潮を買ったか?
思い出したのだ この芸人が裏口で入学したといわれる大学の同学部を私も受験していた 年齢からみて2度目の受験シーズン同じ日に受験会場にいたはず
私は不合格
彼のひと枠が私の人生を変えたのかもしれない もし彼の裏口がなければ この芸人の1歳上のこの学部卒の有名人と言えば小山薫堂 そして翌年の入学者が爆笑問題
もし私もそこ合格していたら 江古田で4年のキャンパスライフを送っていたら きっともっと華々しい人生が拡がっていたはず こんな飲み屋で毎日あくせく働いてはいないであろう 赤坂界隈に100平米ぐらいの自社ビル個人オフィスを所有している なによりこんなところで毎日コツコツ駄文は書いていない 直木賞受賞作家になって今頃大御所の作家として君臨している
間違いない!
あそこで人生の岐路を踏み間違えたのだ それもひとえに彼の芸人の裏口枠のせいで弾き出されたからだ 悔しいやら腹だたしいやら
等々の妄想をしているのが楽しくって週刊新潮を買ってしまいました まっ、常日頃から言っておりますとおり 歴史と人生にIFはない
あれだけの才能となにより大きな星を持った彼にとって 裏口であろうと正規であろうと今になれば何の関係もない ただちょっと身近に思えてしまえるのが笑える
なにより赤坂の自社ビルも直木賞も欲しければ本当に才能があれば 授かっていたはずであろう私の星が小さいだけ 小さな星は小さな星で結構 小さいながらも食べて行ける体は御先祖さんからの賜物
新潮片手にお盆商戦に突入
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